きゅうり栽培について

「まんきつファーム」では、10月から翌年の6月にかけて9カ月間、ハウスでの「つる下ろし栽培」によるきゅうり栽培をしております。品質の良いきゅうりを長期栽培出来る栽培方法です。土づくりに始まり、定植、天気気候を見ながらのハウス内の温度などの管理、水やり・肥料やり、病気に気を付けながら日々の成長を見守ります。苗を植えてから1カ月ほどで最初のきゅうりが収穫できます。そこから露地栽培のきゅうりが市場に出回る6月まで毎日収穫です。最盛期は12月~2月で、きゅうりの成長は驚くほど早いので、夜遅くまで収穫することもあります。
ハウスで収穫直後のきゅうりは、水分が溢れ出るほど、本当に瑞々しくて美味しいです。

宮崎・田野のきゅうり

宮崎は冬でも温暖な気候を利用してハウスでの野菜の栽培が盛んです。JA宮崎中央は全国でもきゅうり栽培が盛んな産地の一つでハウス栽培を中心に年間約2万トンを出荷しています。露地栽培の出荷がない冬の間、宮崎のきゅうりは都市圏を中心に出荷されています。田野でも、残留農薬検査の実施や生産履歴 の管理、それらの取組を含めた農業生産工程管理(GAP)を 行い、高品質な美味しいきゅうりの生産に日々努めています。
JA宮崎中央で栽培されているきゅうりは表面のイボが白く、果皮にツヤのあるブルームレスきゅうりと呼ばれる品種が中心です。また宮崎ブランドの認証を受けた「みやざきワンタッチきゅうり」が人気です。きゅうりはその瑞々しさが美味しさの決め手です。人の手に多く触れることで水分が逃げてしまいます。ハウス内で厳選したきゅうりを収穫しながら箱に詰めて出荷しますので、産地できゅうりに触れるのは収穫時の1回のみなので「ワンタッチきゅうり」。スーパーなどの店頭で箱を開けて、キュウリに2度目に触れるのは消費者の皆さまです。きゅうりの瑞々しさをそのままお届けしたいという思いです。
瑞々しくパリッとした歯切れのいい宮崎・田野のきゅうりはビタミンCと多くのカリウムを含んでいて、身体の水分代謝をスムーズにする働きがあります。
「みやざきワンタッチきゅうり」についての詳細はこちら